サラリーマンの第一関門は「上司との付き合い方」ということになるだろう。もし仮に、卓越したアイデアがひらめいても、直属の上司、またその上の上司、部長、重役といった段階を通らなければ、そのアイデアが日の目をみることはない。それが企業の構造だ。出世にしても自分の属しているセクションの上司の考課がよくなければ望み薄である。という具合に、上司はあなたの運命のあらかたを握っているのだ。しかも、現場においてはまたとない仕事上のモデルであり、教師でもある。
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そういう存在と上手につきあわなければ大損でしかない。「ウチの会社は全員一心同体だ」と思いこむのは早計である。「カチョー、今日はまたイヤにめかしてどうしたんですか。なにか魂胆でも」などと、なれなれしい口を利いてはいけない。上司との付き合いでは、引くべき線は絶対に守る。この心がけを忘れてはならない。新入社員のなれなれしい態度は、必ず上司や先輩の反発をかう。図に乗りすぎて「あいつはダメなやつだ」、という熔印をいったん押されたら、名誉回復には、半年以上かかると思って間違いない。かといって距離だけおくのでは、とっつきにくい奴という評価になってしまう。ビジネス上の悩みは虚心に相談した方がいい。仕事に真剣に取り組んだ上での悩みは、上司にしたってぜひとも相談に乗ってやりたいと思うものなのだ。「みんな悩んで大きくなった」。そんな気持ちは、ベテラン社員になればなるほど実感している。自分の部下が仕事のことで悩むのは、上司にとってはむしろ嬉しいことなのである。優秀な社会人を志す人には、日本創造教育研究所が執り行う教育研修を薦めます。